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2023.08.29未分類

8/26(土)第11回全日本ノーギ選手権、第2回全日本ノービス選手権、試合展開


8/26(土)に開催された第11回全日本ノーギ選手権、第2回全日本ノービス選手権のパラエストラ小岩,綾瀬勢の結果と試合展開です。





全日本ノーギ選手権





レイヤ、アダルト黒帯ライト級 優勝🥇





1回戦シード。





準決勝、初戦を勝ち上がってきた鈴木選手と昨年の全日本オープンに続いて対戦。レイヤがタックルから引き込む。シッティングガードやZガードを取りつつ鈴木選手のパスをいなす。レイヤはバタフライからクローズドに入り、三角絞めの仕掛け。鈴木選手が頭を上げて外すと足関節技。こちらは逃げられる。中盤Zガードからアームドラックからスイープ、マウント。マウントは戻されるが、スイープの2点を先制する。レイヤはハーフで抑えて攻める。ディープハーフを脇を差して体を伸ばしアメリカーナ。一瞬深く入るが逃げられる。終盤ターンオーバーからベリンボロの動きでバックを奪い6-0。チョークは逃げられるがタイムアップ。熱戦を制して決勝へ。





決勝、相手は樋口選手。レイヤが引き込みクローズドガードへ。下からコムロック、三角、キムラの仕掛けで攻める。中盤動けない樋口選手に膠着のルーチ。レイヤがコムロックから腕十字に入り外れると、樋口選手が動きレッグドラックからバック狙いレイヤがガードに戻すが樋口選手にアドバンテージ。直後、レイヤがバタフライからファビオでスイープ2-0。ハーフで抑えブリッジスイープを狙う樋口選手の反撃を制しタイムアップ。優勝!





レイヤが粘り強く闘い優勝! このメンバーで優勝はさすがです。いつもの爆発的な瞬発系の動きだけでなく勝負どころを逃さなかったのが勝因でしょうか。昨年も優勝していますがオープン選手権だったので、アダルト黒帯では初の戴冠になります。名実ともに日本一になりました。表彰台を見ても他のメンバーの方がフレームが大きく、この中でよく勝ち上がりました。





レイヤ、金メダルおめでとう!





レク、アダルト青帯フェザー級 優勝🥇





1回戦、レクがダブルレッグからスタンドバックに回り片足をフックするも取りきれず戻ると直後に相手も同じ動きに入りレクが相手を下に落とす。両者にアドバンテージ1ずつ。レクが何度もパスのアタックに行くが戻される。相手のガードからの腕十字に腕が伸びかけるが抜く。レクが中盤ダブルレッグから大腰で投げる場外ブレイクもアドバンテージ。再開後、四つから相手が足を触った時にレクが飛びつきクローズドからギロチン。ギロチンが抜け相手にテイクダウンの2点が入る。レクがキス・オブ・ザ・ドラゴンから腹這いになりダブルレッグでスイープ。相手がギロチンにくるも首を抜き2-2。相手にギロチンのアドバンテージ。場外でスタンド。レクがダブルレッグでアドバンテージ。相手が引き込みレクがパス、相手が腹這いになりアドバンテージ。この時点でで2-2、A4-2でアドバンテージ2差で勝っている。相手は立ち上がり際にシングルレッグからスタンドバックで腰につく。テイクダウンしながらバックを狙ったところでタイムアップ。最後、相手にアドバンテージ2が入り同点に。レフェリー判定でレクの勝利。





2回戦、相手はRIZINに出ていた関原選手。レクが開始すぐダックアンダーからスタンドバックに回りシングルからRNCへ。下になるも関原選手のオーバーアンダーを凌ぎ三角絞めへ。三角から腕を延ばすと関原選手がタップ。三角固めで一本勝ち!





3回戦、相手のダブルレッグでテイクダウンされ0-2。バタフライから立ち上がるが、ボディロックされレクが隅返し気味に返そうとするも上をキープされ0-4。レクがバタフライからバックを狙うも場外。レクがダブルレッグでテイクダウン2-4。ハーフからパス、マウントで9-4逆転。相手のブジッジに合わせての腕十字はアドバンテージ。その後もレクがダブルレッグで2回テイクダウンし、引き込んだ相手をパス。16-4の大差から残り30秒腕十字に入り一本勝ち!





準決勝、相手も立ちが強く一進一退の攻防が続く。レクがダブルレッグから谷落としでアドバンテージ。中盤がぶられ相手がアナコンダチョークでアドバンテージ。レクがスタンドからがぶり引き込んでアナコンダチョーク。そこから返して上を取りスイープ2-0。立ちに戻るが終了間際レクがダブルレッグでダメ押しのテイクダウン。4-0ポイント勝ち。





決勝、相手のダブルレッグをレクが切り返しテイクダウン2-0。相手のベリンボロに対しレクがカウンターのバック狙い。バックから腕十字を狙い腕が延びきるが相手がエスケープ。すぐに三角に捉え腕を延ばして三角固めで一本勝ち!





レクは、5試合中3試合を一本勝ち。テイクダウンも上も下もできるオールラウンダー振りを見せて優勝しました。2回戦、プロMMAで活躍した関原選手から1分程で一本勝ちした試合は見てて鳥肌が立ちました。レクは高3で先日18歳になったばかりですが、実は昨年アマ修斗のEXトーナメントで優勝しプロ昇格しています。大学受験が終わってからデビューの予定ですので、将来的にはMMAでも活躍してほしいです。





レク、金メダルおめでとう!





タケ、ジュブナイル青帯ライトフェザー級 優勝🥇





ワンマッチ決勝。相手は強豪CARPE DIEM HIROOの大野選手。大野選手が引き込み、タケは担いでスタック。大野選手を後転させアドバンテージ。すぐにギロチンに入り腕を組み替えノーアームで絞め上げると大野選手がタップ。一本勝ち!





以前プロ柔術で一本負けしている大野選手に、一本勝ちでリベンジ。大野選手の日本国内での一本負けは最近はほぼなかったのではないでしょうか。タケは最近メキメキと力をつけ、MMAでらアマチュア修斗の北信越選手権と東海選手権で優勝。まだ高1の16歳、次はアマ修斗全日本選手権にチャレンジします。





タケ、金メダルおめでとう!





川田君、マスター4茶帯フェザー級 優勝🥇





初戦の準決勝、川田君がダブルレッグでテイクダウン2-0。相手が立ち上がり、川田君が押し込んだ際で相手が三角に。かなり深く入るが脱出、腕十字も凌ぎエスケープと同時にバックを奪う。相手にアドバンテージ2、川田君に4点。更にマウントに移行して10-0で勝利。





決勝、川田君が開始すぐダブルレッグでテイクダウン2-0。パス圧で腹這いにさせアドバンテージ。バックを奪い6-0。相手がバックから逃げストレートフットロック、アンクルで反撃するがアドバンテージに止めて終了。6-0で勝利。





川田君は茶帯昇格後、初試合で初優勝。テイクダウン、バックにいく動きは流麗でした。決勝ラストの足関節技はかなり深く入っていたようですが、よく凌ぎきりました。





川田君、金メダルおめでとう!





石野君、マスター4茶帯ミドル級 準優勝🥈無差別級 準優勝🥈





階級別はワンマッチ決勝。相手が引き込み、コブラクラッチからスイープ0-2。石野君が二重絡みから潜ってスイープしたところで試合中断。協議の結果ニーリーピングで反則負け。





無差別級。初戦の準決勝、相手が引き込み草刈りでスイープされ0-2。コヨーテからスイープして同点2-2。そのまま膝を腹固めで極め一本勝ち!





決勝、相手をがぶってバック狙いも相手が亀から巻き込んで後袈裟固め、上四方に移行してノースサウスチョークでアドバンテージを奪われる。ハーフバックからのチョークで更にアドバンテージ、バックを奪われ0-4。バックからエスケープし石野君が下からラバーガード。ヤスケビッチで腕狙いから三角をしっかり作ったところでタイムアップ。ポイント判定負け。





階級別決勝の二重絡みからのスイープは膝を捻らなければ問題ありませんが、最近はニーリーピングに取られる傾向が強いようです。気をつけましょう。無差別級の初戦は茶帯昇格後、初勝利だったそうです。ニーバーの入りはお見事でした。決勝もあと1分あればという感じで惜しかったです。





石野君、銀メダルおめでとう!





リュオン、アダルト紫帯ライト級 3位🥉無差別級ベスト8





階級別、1回戦シード。2回戦、リュオンが飛び三角。しっかり入るが相手がエスケープしてアドバンテージ。リュオンが引き込む。相手にパスのアドバンテージもストレートフットロックに切り返しアドバンテージを取り返す。リュオンがハーフからヤスケビッチ。外れて相手のギロチン狙いにカウンターを合わせてノースサウスチョーク。バックを奪い4-0からRNCで一本勝ち!





準決勝、相手がダブルレッグでテイクダウン0-2。リュオンのギロチンはアドバンテージ止まり。そのままサイドになり相手にパスの3点も入る。リュオンがガードに戻し腕十字から足関狙いも相手の対応が早い。ハーフマウントになり足を抜かれ0-10。戻して立ち上がるが時間がなくシングルレッグを内股で切り返され終了。ポイント判定負け。





無差別級、1回戦シード。2回戦相手が棄権し不戦勝。3回戦、立ちの攻防からリュオンがギロチンへ。上になり絞めアドバンテージ、次はアナコンダに入りこちらもアドバンテージ。リュオンがダブルレッグでテイクダウン2-0。リュオンがダブルレッグからギロチンも極めきれずアドバンテージ。相手のハーフマウント。残り1分で足を抜かれ2-7。マウントをキープされ逆転負け。





リュオンも持ち味の極めの強さで攻めましたが、凌がれました。紫アダルトは皆実力者揃いですね。本来とは一階級上のライト級での試合で、フレームが他のトーナメント参加者の方が大きかったです。その中でも初戦はよく一本を取り切りました。





リュオン、銅メダルおめでとう!





田中君、アダルト青帯ミドル級 3位🥉





初戦の準決勝、相手が引き込みクローズドガード。立って割ろうとしたところを草刈りでスイープされ、パス、マウントで0-9。ブリッジで上を取り返し、立って割ろうとしたところを相手が草刈り。下になるもストレートフットロック。搾り続けるが極めきれずタイムアップ。アドバンテージ1ずつ互いに入るも、ポイント判定負け。





割りにいくときに足が揃う傾向があるので前後にしベースを強くするようにするとよいでしょう。田中君もフィジカルが強い方ですが、アダルトのミドル級はさすがに皆体がしっかりしています。初戦敗退でしたが、初戦が準決勝だったので3位入賞です。





田中君、また頑張ろう!





そして、パラエストラ小岩はアカデミー表彰3位🥉に輝きました。





実はパラエストラ小岩は途中まで団体暫定1位でした。連盟公式Twitterで途中経過が随時アップされていたようですね。





最終的に3位となりましたが7名という決して多くはない参加人数で全員が表彰台に上がり好成績を収めることができました。





選手の皆に感謝です。





全日本ノービス





神保君、アダルト白帯フェザー級初戦敗退





1回戦、神保君が何度もタックルにいくが場外。中盤相手が引き込み、三角から腕十字に切り替えられ一本負け。





神保君は、初の試合でガチガチに緊張していました。入会して格闘技を始めてまだ2ヶ月程と考えれば、よく闘っていたと思います。この経験を糧に練習を続け、次は初勝利を掴みましょう。





神保君、また頑張ろう!





試合に出場した皆様、セコンドの皆様、お疲れ様でした!






パラエストラ小岩