2023.04.30未分類
4/29(土・祝)キングオブキッズvol.2結果と試合展開
昨日開催されたKOK vol.2のパラエストラ小岩・綾瀬勢の結果と試合展開です。
マヒロ ジュニア1白帯ライトフェザー級 優勝!
初戦の準決勝。大腰でテイクダウンして2-0。相手のクローズドガードに捕まるが、突っ込み絞めやベースで割り、粘る相手をパスガード。アメリカーナで一本勝ち!
決勝。脇を差し大腰でテイクダウン2-0。サイドからニーオンザベリーはアドバンテージ。ハーフに戻るもパスし5-0。ニーオンザベリーで7-0。マウントで11-0。バックチョーク狙いは下になるが、クローズドガードから腕十字を極めて一本勝ち!
マヒロは前大会で準優勝し、今回念願の初優勝でした。最近試合慣れもし、落ち着いて試合ができるようになりました。自分の得意な形も出来上がりつつあります。最近の練習を見ていても実力が上がってきたことが感じられます。全2試合一本勝ちでの優勝はお見事でした。
マヒロ、金メダルおめでとう!
チハヤ ジュニア1灰帯フェザー級 優勝!
ワンマッチ決勝、引き込んだ相手の脚を膝で抑えハーフ。クローズドガードに戻される。チハヤにハーフのアドバンテージ。チハヤはベースや突っ込み絞めでガードを割りに行く。相手も腕でチハヤの上体を抱えてホールドし割らない。アドバンテージ1でリードした終盤シザーススイープを仕掛けてきた相手の脚を膝で割りハーフ。最後相手がディープハーフに変化しタックル気味に起きスイープを狙うがチハヤががぶって切り、バックを取りかけたところでタイムアップ。最後の攻防でもチハヤにアドバンテージが入りチハヤの判定勝ち。
相手の子もディープハーフを使いこなす等テクニックもありましたが、チハヤが慌てず攻め勝ち切りました。チハヤはこれで3大会連続優勝、今大会が灰帯に昇格後の初試合にして初優勝でした。最近試合を安心して見てられます。このまま驕ることなく稽古を積み、強くなっていってほしいです。
チハヤ、金メダルおめでとう!
シオリ ジュニア2白帯ライトフェザー級 準優勝
女子の同カテゴリーに対戦相手がおらず、男子との対戦となりました。ワンマッチ決勝。相手が引き込み、シオリも引き合いをしましたがフィジカル差からか引き摺り込まれ相手の三角絞めに入る。シオリも突っ込み絞め等で対抗し絞めさせない。中盤三角からひっくり返り相手にスイープの2点。相手が腕十字を狙うタイミングで上を取り返し、腕を抜く。再度三角に入りそうになるが脚を捌きパスにいく。かなりよいところまでいったがバック気味に脚を戻されクローズドガードに入る。最後シオリがガード内から突っ込み絞めで攻めかなり追い込んだがタイムアップ。ポイント判定で敗れる。
前半に三角に入り万事窮すかと思われましたが、そこから粘り諦めずに脱出しました。パスをすれば逆転といったところでしたが惜しくもクローズドガードに戻されました。それでも最後まで突っ込み絞めで攻め続ける姿勢には好感が持てました。男子との試合でも堂々渡り合っていたと思います。敗れは次に繋がる試合でした。
終了後に一際大きな拍手が巻き起こっていたことが熱戦を物語っていたと思います。
シオリ、また頑張ろう!
マヤ ピーウィ2白帯女子ライト級 準優勝
ワンマッチ決勝。引き込まれ、相手のクローズドガード。マヤは立ち上がってベースで割りにいくが割れず、2度目の仕掛けの腕十字で一本負け。
マヤは試合に挑戦しますがまだ勝ち星がありません。今回安易に膝をつかずに割りにいったのはよかったですが、腕が伸びたままになってしまいました。少しずつ良くはなってきていますが、まだやってはいけないことをやってしまうので、まずは基礎をしっかりと学んでほしいです。
マヤ、頑張ろう!
スバル ピーウィ1白帯フェザー級 準優勝
首投げでテイクダウンされ0-2。クローズドガードに入れるも割られてパス0-5。マウントはすぐにブリッジで上を取り返しアドバンテージに留める。相手のクローズドガード。下からの腕十字で一本負け。
スバルは前回初勝利しましたが、その時も技のかけ方が間違ったやり方をしている場面がありました。今回もヒップスローを指示した時全く違う形でやっていたので、あれではかかるタイミングでも中々かかりません。まずは、技の形をしっかり憶えることです。あとは練習中に集中力がないので稽古中は気を引き締めてのぞんでほしいです。
スバル、また頑張ろう!
ソウタ マイティーマイト3白帯ライト級 3位
変則巴戦。初戦の準決勝。ソウタが引き込みクローズドガードもパスされ、腹這いに逃げるところを腕十字に取られて一本負け。
敗者復活戦。首投げでテイクダウンされ0-2。パスされ0-5。マウントで0-9。バックで0-13からバックチョークで一本負け。
初戦も2戦目も自分から攻める場面が殆どなく敗れてしまいました。まずは凌ぐ展開から自分で先手を取れるようにすることです。引き込んだらまずは一旦落ち着き、絞めや腕十字を作れるようになってほしいです。あとは技の名前をしっかりと憶え、こちらの声が聞こえるように落ち着きながら試合ができるようになりましょう。
ソウタ、また頑張ろう!
今回はチハヤとマヒロ以外は勝ち星のない厳しい結果となりましたが、負けても腐らず次に向けて頑張ってほしいです。諦めたらそこで終わり、強くなるには研鑽を積んでいくしかありません。普段の練習の時間を大事にしてほしいです。勝ち負けよりも大切なことがそこにあります。
試合に出場したみんな、保護者の皆様、対戦していただいた選手の皆様、お疲れ様でした。