2023.03.12未分類
3/11(日)下町フリーファイト05結果と試合展開
昨日綾瀬の東京武道館で開催された下町フリーファイト05のパラエストラ小岩・綾瀬勢の結果と試合展開です。
手島君
第5試合 アマチュア修斗ウェルター級(-77.1kg)
○手島 響(パラエストラ綾瀬)
TKO 1R 1’04″ ※レフェリーストップ
×瀬尾 健介(ROOTS)
1Rお互いパンチの打ち合いから、当て勘の良さを発揮し右ストレートでKO勝ち。
第19試合 アマチュア修斗ウェルター級(-77.1kg)
△吉門 涼太(AACC)
ドロー 0-1
△手島 響(パラエストラ綾瀬)
[ジャッジ]
A:19-19(1R 9-10/ 2R 10-9)
B:19-19(1R 9-10/ 2R 10-9)
C:18-20(1R 9-10/ 2R 9-10)
1R吉門選手のパンチがコンパクトで上手く鼻血で一時中断。再開後、手島君がタックルでテイクダウンし後半上体を起こしてボディパウンドを当て優勢で終える。2R前半は首相撲からの膝やダーティーボクシングで打撃で優勢。首投げで綺麗にテイクダウンも投げの勢いで下になる。終盤肩固めに捕らえられる時間が長く判定が割れ、惜しくも1-0ドロー。
昨年ビギナー修斗で勝利し、年末の下町フリーファイトでは初アマチュア修斗で敗戦。今回初勝利と共に初KO勝ちです。パンチの当て勘がよく柔道出身でテイクダウンもできるので、経験を積めばよくなると思います。
佐川君
第6試合 アマチュア修斗バンタム級(-61.2kg)
×佐川 悠月(パラエストラ小岩)
S 1R 1’12″ ※腕ひしぎ十字固め
○澤田 龍介(ROOTS)
1R打撃で優勢。ダブルレッグで綺麗にテイクダウン。相手のクローズドガード。三角に捕まり、上体を上げて逃げようとしたところを腕十字に入られ一本負け。
第20試合 アマチュア修斗バンタム級(-61.2kg)
○佐川 悠月(パラエストラ小岩)
TKO 1R 0’15″ ※出血によるレフェリーストップ
×野中 康平(AACC)
1R打撃で優勢。コンパクトにパンチを当てると相手選手が鼻血を出し中断。出血が酷くドクターが試合続行不可能と判断。レフェリーストップでTKO勝ち。
1戦目もテイクダウンまでは良かったのですが一本負け。昨年の全日本と同じような展開だったので、柔術をしっかりとやりましょう。2戦目は打撃をコンパクトに当て持ち味が活きました。相手のセコンドの指示を聞くとタックルを警戒していたようなので余計に打撃が活きたと思います。このあたりのMMAとしての攻防を磨いていけば相手も闘い辛くなるでしょう。
御前君
第8試合 アマチュア修斗フェザー級(-65.8kg)
△御前 昂史(パラエストラ小岩)
ドロー 1-0
△岩橋 拓哉(FIGHT FARM)
[ジャッジ]
A:19-19(1R 9-10/ 2R 10-9)
B:19-19(1R 9-10/ 2R 10-9)
C:20-18(1R 10-9 / 2R 10-9)
1R、打撃のプレスで御前君が下がる。相手のパンチが当たるが御前君のカウンターも当たる。相手のハイを外して場外側でカウンターの右がヒットし相手がダウン。相手が立ち上がりその後は打撃で相手が優勢。
2R、打撃の攻防から御前君がテイクダウン。上からボディパウンドを入れタイムアップ。1-0のドロー。
第22試合 アマチュア修斗フェザー級(-65.8kg)
△沢木 純也(SUBMIT MMA)
ドロー 0-1
△御前 昂史(パラエストラ小岩)
[ジャッジ]
A:19-19(1R 10-9/ 2R 9-10)
B:19-20(1R 10-10/ 2R 9-10)
C:19-19(1R 10-9/ 2R 9-10)
1R相手の打撃のプレスに下がる。ストレートやジャブを被弾。途中から組みに行き、終盤にタックルでテイクダウン。最後腕は入っていないが肩固め気味に絞め続けタイムアップ。
2R、打撃から積極的に組にいきテイクダウン。キムラロックの体勢から横三角絞め。相手に頭を挟まれるもボディパウンドを打ち続けてタイムアップ。2戦目も1-0のドロー。
1戦目も2戦目も下がり過ぎです。前回EXでのKO負けが頭を掠めたのかもしれませんが前回の相手はウェルター級でも闘っていた相手とライト級での試合。今回はフェザー級に下げ打撃の重さは違うのでプレッシャーに負けず前に出てほしいです。1戦目もダウンを取っているのですが本部席横の場外側だったのでジャッジ2者から見えにくい位置でした。中央で倒していればそれもなかったので、その意味でも中で闘っていたらと思いました。2戦目もキムラで取れる瞬間があったので、ここの精度も上げていってほしいです。両試合共1票を取ってのドロー。もう少しです。今回の試合を見てもフェザー級が適正体重だと思います。
國井君
第13試合 ビギナー修斗 ライト級(-70.3kg)
×國井 海志(パラエストラ小岩)
判定 0-2
○金子 尚史(リバーサルジム立川ALPHA)
[ジャッジ]
A:19-19(1R 10-9/ 2R 9-10)
B:18-20(1R 9-10/ 2R 9-10)
C:18-20(1R 9-10/ 2R 9-10)
1R、國井君のストレートやフックが当たるが、相手も打撃で応戦。相手のタックルは場外。打撃では互角だが相手は組みも混ぜてくる。
2R、國井君は疲れたか相手のパンチの有効打が多い。ローに足が流れる。國井君もパンチを返すが相手のダブルレッグに尻餅。立ち上がるも打撃で攻め切れずタイムアップ。1者ドローも0-2判定負け。
前回より良い試合でした。敗れはしましたが、かなり打撃をヒットさせていましたしフォームも良くなってきました。何より練習に今貪欲に来て頑張っています。初勝利までもう少しではないでしょうか。
タクマ
第14試合 ジュニア修斗52.0kg以下
○冨田 健太朗(正道会館菱川道場)
TS 1R 1’05″ ※腕ひしぎ三角固め
×永久保 拓馬(パラエストラ小岩)
打撃戦は相手の方が強いか。タクマが組みから投げるがテイクダウンした時に相手のガードに入ってしまい既にグローブが挟まって自然に三角の形に入る。三角絞めを堪え下になり、三角のまま腕を延ばされ一本負け。
今回は自分で自滅してしまったような感じです。グローブやヘッドガードがあるので柔術とはまた違って一度入ってしまったら脱出しにくい技があるので、それを意識してテイクダウンした時有利なポジションにいることを心掛けて練習してほしいです。
コウタ
第11試合 キッズ修斗キッズ6(小学5・6年生)40.0kg以下
○宮城 壮一朗(FREEDOM@OZ)
TS 1R 1’20” ※腕ひしぎ十字固め
×永久保 広大(パラエストラ小岩)
打撃の攻防だがミドルで打ち負ける。タックルでテイクダウンされバックからチョーク。これは逃げるがバック、マウントとポジションを変化されて腕十字で一本負け。
相手は強豪の宮城選手で階級をアップしての挑戦でした。まだまだ実力差がある試合でしたが、これを越えて何かを掴んでほしいです。
ゴウ
第2試合 キッズ修斗キッズ6(小学5・6年生)44.0kg以下
○上野 晃聖(正道会館菱川道場)
TS 1R 0’44″ ※スリーパーホールド
×青柳 豪(パラエストラ小岩)
打撃の攻防からスタンドでバックに周られ首に腕が入った状態でグラウンドへ。そのままRNCで一本負け。
第16試合 キッズ修斗キッズ6(小学5・6年生)44.0kg以下
○松岡 龍(パラエストラ川崎)
TS 1R 2’04″ ※腕ひしぎ十字固め
×青柳 豪(パラエストラ小岩)
打撃の攻防からテイクダウンされバックに周られチョークを狙われる。向き直ろうとするが戻せず腕十字で一本負け。
強豪続きの対戦で苦戦することは予想されましたが、スタンドでもグラウンドでもバックを取られすぎです。一度バックの隙を見せて有利なポジションを奪う展開は上手い相手には通用しないので、普段の練習でもそれに頼らず基本を大切に練習することを心掛けてほしいです。
子供達は強豪相手とはいえ全敗の厳しい結果となりました。
アマチュア修斗組は、2勝1敗3分とギリギリ勝ち越した感じですがドロー3試合は全て1-0で1票は支持されており、勝利にかなり近く次に続くものだったと思います。
僕は審判業務で、今回もセコンドにはつけませんでした。下町フリーファイトは僕が主催の大会なので当日のサポートは中々難しいですが、真野君やラオンをはじめジム生の方がサポートに入ってくれ助かりました。バイトもプロ選手を中心に入ってくれ皆に支えられて大会を運営することができています。感謝の極みです。
選手の皆様、セコンドとご父兄の皆様、バイトに入ってくれたジム生の皆様、スタッフの皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。
追伸
今回大会終了が早かったので、パラエストラ綾瀬に荷物を持って撤収するとキッズ柔術の最中でした。代理指導の伊勢谷君ありがとう。間に合ったので昼の一般柔術クラスは僕がそのまま指導できました。東京武道館からパラエストラ綾瀬は徒歩3分なので、こんなことも可能です。次回は5/4(木・祝)開催。よろしくお願いいたします。