約37年振りに奈良を訪れたということで、修斗ルール講習会前に少し早く行って以前から興味のあった日本最古の古墳とも云われる箸墓古墳に行ってみました。

宮内庁は大市墓として第7代孝霊天皇皇女の倭迹迹日百襲姫命の墓に治定していますが、この倭迹迹日百襲姫命は邪馬台国の卑弥呼の有力な候補として挙げられる人物です。

この日はやや雲がありましたが、それが空の蒼穹のコントラストを更に引き立て非常に美しい姿を見れ感動しました。

この箸墓古墳はJR巻向駅周辺の纏向遺跡の中にあります。大型建物遺跡等が見つかっており、ここが邪馬台国ではなかったのかという学説があります。

面白いのが日本書紀に基づく系譜を見ると弟に吉備津彦命がいる点。この方は今の岡山あたりで温羅という鬼を討ったという伝承がありこれが桃太郎の話の原型になったのではないかということです。

つまりは『卑弥呼の弟は桃太郎』だったのかもしれないというになりなす。

面白い！

浪漫がありますね。

箸墓古墳は堀があるわけでもなく、溜池と田んぼ、住宅地に囲まれてひっそりと佇んでいました。

周囲を歩きましたが古墳に沿って住宅を挟み道路になっていて車の往来もまあまあありました。

鍵穴の形の下の部分、方(ほう）の所の中心に鳥居があるのを見つけ、お参りしてから後を立ちました。

後日談1
ルール講習会は王寺にあるM3A FIT様の支部道場、M3A FITplus様をお借りして行うことになっておりました。

僕はまったく知らなかったのですが、本部道場のM3A FIT様は箸墓古墳の近くにあり、代表のマイクさんが僕を偶々見かけたらしく、『なんで大内さんがこんな人通りのないところを歩いているの⁉︎』と驚いて、もしかして場所を自分が間違えて本部と伝えてしまったのかもと慌てて僕に連絡がありました。

ほんとあの辺りにいたのは全くの偶然です。マイク代表、お騒がせさせてしまい誠に申し訳ありませんでした。

後日談2
この日、午後位からYahooニュースに出るくらい新幹線が遅延したみたいです2時間半位遅れてルミナ委員長は到着しました。もし僕も早く出発せずルール講習会開始時間に合わせて来ていたら、講習会ができなかった可能性が高いです。何か無意識に御神託があったのかもしれませんね(^^)