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2023.02.26未分類

2/26(日)全日本マスター柔術選手権最終日の結果と試合展開


第17回全日本マスター柔術選手権最終日のパラエストラ小岩・綾瀬勢の結果と試合展開です。





伊藤さん マスター5茶帯ミディアムヘビー級 優勝





ワンマッチ決勝。相手が引き込みクローズドガード。伊藤さんがハヤシパスで割りにいく。中盤、膠着で相手にルーチ、伊藤さんには割り続けていたのでルーチは入らず。伊藤さんは割り、相手はテッポウ気味に返そうとする。暫くその攻防が続き膠着。両者にルーチで相手に2度目のペナルティなので伊藤さんにアドバンテージ。残り1分を切り伊藤さんがとうとう割ってパス! 3-0。ラペラを引きカントチョークは外れるもニーオンザベリーで2点追加しタイムアップ。5-0で勝利!





伊藤さんは、昨年の紫帯ランキング1位でしたが、今年茶帯に上がってからは茶帯の洗礼を受け、今回茶帯昇格後初優勝です。初日の決勝での負けを払拭する勝利でした。伊藤さんはボトムもトップもテイクダウンもできるオールラウンダーなので、地力があがれば茶帯でも勝ち続けられると思います。





伊藤さん、金メダルおめでとうございます!





伊勢谷君 マスター3黒帯ライト級 準優勝





1回戦、相手が欠場し不戦勝。





準決勝。伊勢谷君が跳びついて三角。これはベースで外されリバースデラへ。膝を流され圧で潰されそうになるが体を丸め伸ばさず凌ぐ。終盤もぐって膝十字から50/50へ。足関を狙いながら最後体を起こしスイープを狙ってタイムアップ。最後のアタックが評価されレフェリー判定勝ち。





決勝。決勝の相手はアマゾン。引き込まれて肩襟片脚ガードで引きつけられる。引きのプレスからアンクルピックでスイープされ0-2。リバースデラに入るが、頭を乗せられ脇を差されパスのプレッシャーを受けるディープハーフに切り替え凌ぐ。中盤から両脇を差されて肘を上げられハーフ。袖車絞めや頭を押してフレームを作り残り1分を切り片足バタフライに戻す。アマゾンにハーフのアドバンテージ。最後ハーフから仕掛けるもタイムアップ。ポイント0-2で敗退。





準決勝の相手もフィジカルがあり厳しい勝負でしたが、よく勝ちきりました。自分の形が自然に出ていて良い試合でした。決勝もアマゾンのパスのプレッシャーに堪え、最後よく戻したと思います。今日が黒帯昇格後、初勝利だったそうです。





伊勢谷君、銀メダルおめでとう!





石野君 マスター4茶帯ミディアムヘビー級 3位





変則巴戦。初戦、石野君が引き込んでハーフ。相手が膝の内側を持ちレッグウィーブパス。圧力を相手の膝を持ち腹這いで堪えるが、クロックチョークに入られタップ。敗者復活戦に回る。





敗者復活戦。石野君が引き込むと相手が脇差しパス。体を伸ばされ足を抜かれる0-3。マウント、0-7。ハーフに戻すが再度脇差しパスで0-10。片足をバタフライに戻すも再度パスされ0-13。相手の肘裏を蹴ってスパイダーガードに戻し三角へ。形に入るが逆の掌が入り絞めきれない。一度解きアドバンテージ。再度セットするが絞めきれず、解いて極めを狙ったところでタイムアップ。2つ目のアドバンテージが入るも堪えきられました。





石野君は初のタップ負け。茶帯デビュー戦で茶帯の洗礼を受けた感じです。ケガもあり試合自体も久しぶりで試合勘がまだ戻っていない感じでした。それでも最後の三角は極めの強さを感じさせるものでした。これから試合にまた出ていくということなので、頑張っていってほしいです。巴戦なので3位入賞です。





石野君、また頑張ろう!





川田君 マスター4紫帯フェザー級 2回戦敗退





1回戦。川田君が引き込み座る。ガードを作ろうと背を着けた瞬間両足担ぎに入られるが、足を相手の腿の下に入れ冷静に対処。肩を蹴って戻しスパイダーガードへ。シザーススイープ等のプレッシャーをかけながら三角絞めへ。相手が右膝を抉じ入れ深く脚を組めないが、そのままタイムアップ。レフェリー判定は川田君に上がり初戦突破。





2回戦。川田君が引き込み三角へ。相手が膝を入れベースで堪える。回転して崩し場外側。上を取り場外に出てスイープのアドバンテージ。中央で再開後、川田君が引き込みシッティングガード。相手が飛びついてニースライド。ハーフから一番搾り狙い。絞めをエスケープするところを足を抜かれて0-3。相手がニーオンザベリー狙いのタイミングでブリッジで上を取り返す。相手はデラヒーバガードから片足タックル。川田君はバック狙いからキムラ。落ちて下になり横に着かれるが、バックからなのでパスは入らず。相手のマウント取り際をブリッジで上を取り返し、相手にマウントのアドバンテージ。相手のマトリックス狙いを回転して外しパス狙い。片足タックルで逃げるところをバックに入る。足が入ったが片脚が肩越しに入っていてバックが入らずタイムアップ。ポイント判定負け。





同カテゴリーは参加者25名のビッグトーナメントでした。2回戦もバックが入っていたら4-3で逆転だっただけに惜しかったです。先手は両試合共川田君が取っていたので結果が出るまでもう少しだと思います。





川田君、また頑張ろう!





秋山君 マスター3茶帯スーパーヘビー級 優勝





1人優勝。オープンクラス優勝と合わせてダブルゴールドです。秋山君は全日本マスターで2年連続金メダルを獲得しました。おめでとう!





試合に出場した皆様、3日間お疲れ様でした!






パラエストラ小岩