昨日から開催されている第17回全日本マスター柔術選手権2日目のパラエストラ小岩・綾瀬勢の結果と試合展開です。

宮澤君 マスター2白帯ルースター級 3位

初戦の準決勝、相手の引き込みからのダブルレッグは切る。立ちの展開で相手が2回朽木倒しで場外に出しアドバンテージ。相手が引き込みフェイントからの朽木倒しでテイクダウン0-2。片足がバタフライ、片足が脇に出たい形で足を流されてハーフ。バタフライに戻すが相手にアドバンテージ。最後クローズドガードにし腕十字を狙うが外されタイムアップ。ポイント判定負け。

はじめの足を取られての攻防で先手を取られてしまいました。全体的に相手の攻撃を凌ぐので試合時間を使ってしまい攻める場面が最後のアタックのみになってしまいました。今回が2大会目。まだ試合が始まると気持ちが飛んでしまい何をしているか分からなくなってしまうそうなので、試合慣れが大切です。自分が攻める為にはまずはガード、ベースをしっかりと取るようにしましょう。初戦が準決勝なので3位入賞です。

宮澤君、また頑張ろう！

米元君 マスター2青帯フェザー級 2回戦敗退

1回戦、相手が引き込みディープハーフからタックル気味に立ち上がるが米元君が切る。相手が再度引き込みディープハーフ。脇を差しにいくが構わず立ち上がられてスイープ0-2。スイープされた直後に四角を作り相手の左腕を延ばすと相手がタップ。一本勝ち！

2回戦、相手が引き込みハーフガード。米元君はハーフのままカントチョーク。かなり深く入るが外れると同時に米元君がひっくり返り下になる。米元君にチョークのアドバンテージ、相手にスイープの2点。米元君がハーフからキムラに取り返そうとするも返らない。米元君がクローズドガードに戻す。ラッソーガードにいくも外されハーフガード。ハーフを潰して回られ腹這いで逃げようとするが半身で抑えられパス0-5。最後はキムラで一本負け。

1回戦の相手は白帯の初大会の決勝で敗れている相手らしく、自分の形を持っている相手をよく極めきりました。2回戦も序盤のカントチョークは良かったですが、体が丸まりトライポッドが甘くなり転がってしまいました。その後も相手の体の使い方が上手く攻めを凌がれ段々と相手のペースになりました。一本負けは初ではないでしょうか？ 今回の相手には正直地力負けの感があるので、フィジカルに頼らず基本をもう一度しっかりと練り直しましょう。

米元君また頑張ろう！

2人共お疲れ様でした。

明日は全日本マスター最終日です。

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