昨日、浦安市総合体育館で開催されたコパブルテリアのパラエストラ小岩、パラエストラ綾瀬勢の結果と試合展開です。

レオ ティーン黄帯ヘビー級 優勝！

初戦の準決勝。レオが引き込み直ぐ腕十字も勢いが良すぎて外れる。レオはスパイダーから三角狙いも後転してしまいパスのアドバンテージを献上。更に引き込み側に一瞬サイドにつかれ相手に2つ目のアドバンテージで先行される。レオがヒップスローからハーフに返し2-0で逆転。上になるが離れスタンド。再度レオが引き込む。残り30秒を切ったところでクローズドガードからの腕十字を取り切り一本勝ち！

決勝。両者同時引き込みでダブルガード。レオがベリンボロから上を取りアドバンテージ。レオがシッティングガードを取る相手に飛びつき三角！腕が延びるが身体を脚で挟まれてディフェンスされ、レオが自分から外す。レオにアドバンテージ。レオが相手のクローズドガードをリフトして割りパス、3-0。レオのサイドからの腕十字は一瞬伸びるが下になりそうになりレオが立ちあがる。アドバンテージ。相手のパスを2回腹這いで凌いだためアドバンテージ2が相手に入る。レオがタンキーニョスイープ気味に起きて返し2点追加、5-0。相手は反撃を狙いデラヒーバからスイープ狙い。相手の踵がレオの急所に当たり一度中断。再開後、ダブルガードから立ち上がったレオにアドバンテージ。レオはデラヒーバに対し前転バック狙い。相手のカラードラックや50/50からのスイープを凌ぎ、最後にレオがダブルレッグに入ったところでタイムアップ。5-0判定勝ちで優勝！

決勝の相手はかなり強く、展開が目まぐるしく変わる好勝負でした。好機を逃さず、よく勝ち切ったと思います。レオは前日の柔術プレ甲子園に続き連日の激闘でしたが、躍動感があるスタイルはまだまだ強く強くなる感があります。下からだけでなく、パスも決めれて技の幅が広がってきました。これから受験があるので練習は少なくなってしまいますが、週一でもよいので継続していってほしいです。

レオ、金メダルおめでとう！

ジュダイ ティーン灰帯ミディアムヘビー級 優勝！

初戦の準決勝。ジュダイが引き込む相手の脚を捌いてサイドに着きパス、3-0。ハーフに戻されるがニースライドで更にパス、6-0。一度立ちあがりパロー。帯を直すのに20秒以上かかってしまいジュダイにファウタ。再開後、引き込む相手の裾を流して再度パス、9-0。ニーオンザベリー、マウントで6点追加、15-0。マウントで腕十字狙いからジュダイが下になり三角絞め。相手がタップし一本勝ち！

決勝。お互い立技でタックルの攻防からジュダイが引き込みクローズドガード。ジュダイは十字絞め狙いから三角へ。そこからスイープ。3秒キープ前に立たれるがアドバンテージが入る。相手のダブルレッグはバービーして切り三角絞めへ。がっちりと入ったところでタイムアップ。最後の三角にもアドバンテージが入り判定勝ちで優勝！

ジュダイは灰帯で初の試合でしたが、両試合共に三角絞めを中心に上手く闘いました。柔術を始めたのが遅くキャリアは中1で2年程ですが、セイヤやダイト、カイのような黄帯に揉まれてきました。上も下もでき、練習よりも本番に強いタイプです。

ジュダイ、金メダルおめでとう！

セイヤ ティーン黄帯フェザー級 準優勝！

初戦の準決勝。立技の攻防からセイヤが朽木倒しでテイクダウン2-0。相手は下からベリンボロ狙い。セイヤも回転して凌ぐ。シザーススイープで下になり2-2の同点。セイヤは下から腕十字や洗濯バサミ。セイヤの両足タックルから立技へ。相手が引き込み草刈り。セイヤはベースを取りながらハーフに入り胸と胸をつける。相手のブリッジスイープを防ぎバランスを取りながらタイムアップ。セイヤにハーフのアドバンテージが入り、接戦をものにする。

決勝の相手は今年のJBJJF全日本でも優勝し、空手やMMAでも実績のある強豪の石原選手と対戦。立技から石原選手がダース系のチョーク。これはキッズでは反則で石原選手にファウタ。引き込みシッティングガードの石原選手にセイヤが跳びつき三角。咄嗟の判断でそのままマウントへ。キープが短く下になるが、セイヤにパスとマウントのアドバンテージ2つが入り先制。セイヤはスパイダー。石原選手のパスに腹這いになりアドバンテージを献上。タックルで上になるがマウントを奪われかけ3秒前に脱出するもアドバンテージ。これでアドバンテージは同数。反則ペナルティ1だけセイヤがリード。石原選手がキムラへ。セイヤはクラッチしてディフェンス。立ったりハーフで凌ぐがとうとうクラッチを切られて一本。準優勝でした。

セイヤは久しぶりの試合。部活でも忙しい中柔術強化練にも顔を出してきました。初戦の相手も正直柔術のテクニックは相手の方が少し上に感じましたが、機を見て先制し相手の仕掛けを潰して最後は気持ちで勝ちをもぎ取りました。決勝の石原選手に対しても最後逆転され一本を奪われましたが途中まで跳び三角の仕掛けでアドバンテージ2をリードしてよく闘っていたと思います。まだ中1で骨格も小さいので、これから身体ができてくれば更に強くなるでしょう。

セイヤ、銀メダルおめでとう！

ダイト ティーン黄帯ミドル級 準優勝！

1回戦シード。

準決勝。野澤エディ選手と対戦。ダイトが引き込み三角絞めへ。野澤選手の担ぎ狙いを封じてそのままタイムアップ。ダイトが三角絞めのアドバンテージ1で判定勝ち。

決勝。同時引き込みのダブルガード気味だったが相手が襟を引き付け三角絞めへ。がっちりと入る。ダイトも何とか膝を入れようとしたり立ち上がったりして外そうとするが2分程堪え無念のタップ。準優勝でした。

準決勝で今年のJBJJF全日本王者の野澤選手に対し戦略を立てよく勝利したと思います。ダイトは柔道もやっていてテイクダウンもできますが、自分の絶対的な形があるので決勝でも先に作ればあるいはという感じでした。今年4月のSJJJF JAPANESE OPENでは野澤選手が決勝の相手の安田選手に勝って優勝しているのでチャンスは充分にあったと思います。

ダイト、銀メダルおめでとう！

ジュン ピィーウィ灰帯ライト級 準優勝！

初戦の準決勝。片足タックルでテイクダウン2-0。腹這いに逃げる相手のバックを奪い、6-0。下になるが腕十字やヒップスロー狙い。その後は立技の攻防でタイムアップ。判定勝ち。

決勝の相手は前日と同じく宮城選手。宮城選手の片足タックルでテイクダウンされ0-2。バック狙いを凌いで下に落とした時に腕十字に切り替えられ一本。準優勝。

ジュンは2日連続準優勝。両試合共決勝は宮城選手との試合でした。手の内もよく分かっている相手ですが、前日よりも今回は技術的にいつもアドバイスしている悪い癖が出ました。実力がある相手はそこを逃さないので修正しながら持ち味を活かしてほしいです。ジュンはオールラウンダーなので試合に勝つ為にどこかに特化するのではなく、周り道になっても満遍なく実力を上げってっていった方が将来的によいです。

ジュン、銀メダルおめでとう！

ゴウ ジュニア白帯ミドル級 準優勝

1回戦シード。準決勝は対戦相手が現れず闘わずして決勝へ。

決勝。内股で投げられ0-2。マウントで0-6。腕十字を凌ぎ上になるがシザーススイープ気味に返され0-8。パスを腹這いで凌ぎ相手にアドバンテージ。場外で中央で立技から再開。背負投げ、マウントで6点失点し0-12。腕十字はまたも凌ぎ上になるが立ち上がられる。更に背負投げ、マウントで0-18。最後は腕十字で敗退。

相手は柔道ベースで、完全に相手のペースで試合が進んでしまいました。よく粘って反撃の機会を狙いましたが相性が悪い感じがしました。前日の初優勝に続いて連覇とはなりませんでしたが、確実に強くなってきているので研鑽を積んでいってほしいです。

ゴウ、頑張ろう！

レイジ ジュニア灰帯ミドル級 3位

初戦の準決勝。相手が引き込み直ぐにフックスイープ0-2。ハーフをパスされ0-5。バック狙いは前に落とし立技へ。相手が引き込みスパイダー。そこから三角へ。三角からスイープされ0-7。腕十字に移行され一本。

この階級ではレイジ少し小柄ですね。今回は持ち味を出す前に試合が終わってしまいました。最近のスパーや練習試合でさ自分よりも大きな相手にディープハーフ等を駆使して勝っていたので、自分の形に持ち込んで試合ができたらまた結果が違ってくるでしょう。

レイジ、頑張ろう！

選手のみんな、保護者の皆様、連日お疲れ様でした。