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2020.11.24MENU

北日本アマチュア修斗選手権詳報

AEC9F51B-B585-4873-B53C-73308EC9764D91E8ED75-0F72-4B61-8AF9-A4771A21E504北日本アマチュア修斗選手権詳報

リュオン、フェザー級 優勝!

一回戦シード。初戦が準決勝となる予定でしたが、対戦相手の今井選手が一回戦壮絶なパンチの打ち合いで逆転KO勝ちしたものの自身もかなり被弾し試合後倒れてしまいドクターストップ。準決勝不戦勝となり決勝進出しました。

迎えた決勝。対戦相手の齋藤選手はRISEのプロ選手であり、かつてボクシングの国体でも優勝している打撃のスペシャリストです。準決勝はボディ打ちを中心に打撃で圧倒しタックルを切ってバックを奪いチョークを極めかけたりして、打撃ではなくMMAの練習もしっかりやっていることがうかがえました。

1R、齋藤選手はロー、ジャブ、ストレートを上下に打ち分け、距離の長い打撃を仕掛ける。リュオンも左フックやローを打つが、齋藤選手のプレッシャーにサークリングを続ける。終盤リュオンが首相撲から首投げ。踏ん張られると前転しての膝十字に切り替えるが膝が抜ける。アンクルも決まらず上から抑えられて第1R終了。1Rを取られる。

2R、リュオンは、サークリングから左フック。ヒットはしなかったが腕が首に引っかかると飛びつきクローズからすぐに作りにいき、齋藤選手の左腕に腕十字。これが綺麗に決まって腕が延びきり齋藤選手がタップ! 2R33秒、逆転一本勝ちでした。

齋藤選手の打撃の圧を受けながらも勇気を出して左フックを打てたので、この流れに繋がったのだと思います。

課題はありますが、なにしろまだ15歳です。これからまだまだ伸びていくでしょう。

15歳でのアマチュア修斗の地区選手権での優勝は、3年前に四国選手権フライ級を優勝した総合格闘技道場BURSTの大翔選手と並んで最年少ではないでしょうか。

リュオン優勝おめでとう!


シンイチ君、ウェルター級初戦敗退

ウェルター級にエントリーしたシンイチ君は、初戦が準決勝。rootsの佐々木選手と対戦。サークリングしながらステップして、まずはシンイチ君のストレートが2度ヒット。右ストレートやワンツーで前に出るが、佐々木選手のストレートやアッパーがヒット。これから中盤というとこれでレフェリーがストップ。シンイチ君が鼻血を流してドクターチェック。かなり長い時間レフェリーが見ていたが血が止まらず無念のドクターストップでした。不幸中の幸いで鼻骨は折れていなかったです。

出足は良かったと思いますが、少し固くなり攻撃が単調になってしまったように思います。打撃の回転力が佐々木選手の方が上でした。もともと2人共ライト級にエントリーしていたので、体格差はなかったです。

佐々木選手は決勝も勝って優勝しました。帰りのタクシーで佐々木選手と偶々一緒になり、話を聞くと修斗は今回初試合だったそうですが、日本拳法と空手を17年やり、空手の先生をやっているそうです。確かにキックとは違う打撃でした。

シンイチ君、また頑張ろう!

2人共、お疲れ様でした。

対戦してくださった齋藤選手、佐々木選手、ありがとうございました。
パラエストラ小岩